苦労 苦しさ 今の一時
（あわり くりしゃん なまぬぴぃとぅとぅき）
類：若い時の苦労は買うてもせよ
「辛いのも苦しいのもその時だけだよ」という事。
例えば、汚れた所を掃除するのも、難しい宿題をするのも、お父さんお母さんのお手伝いをするのも、大変なのはその時だけ。厳しい部活や受験勉強に耐えるのもその時だけ。子育てに明け暮れるのも長い人生でみれば今のこの時だけ。
その時、どれだけ苦労したか、どれだけ努力したかで人の大きさは変わってくる。
ただ、わかっていても出来ないのが人間。他の人が遊んでいて、自分だけが苦労している時。頑張ろうと思っていても、その苦労の期間が長い時。「面倒くさい」と思ってしまう。その面倒くさい事を、面倒くさそうにやっていると何でもない事まで面倒くさくなってしまう。
だからそんな時には、自分だけが成長するチャンスを与えられていると思えばいい。難儀した分、幸せが返ってくると信じればいい。「もう駄目だ」と思ったその時から、どれだけ頑張れるかが一番大事なのだから。
努力しないで夢を叶えた人はいない。夢を叶える為には努力しなければならない。大変な事に、面倒くさい事に、苦しい事に自ら飛び込まなければならない。その苦労が目の前にあるのはとても有難い事だ。夢に近づくチャンスなんだ。
その苦労が自分の目指す夢に関係ない事でもいい。大切なのはその苦労を面倒くさいと思わない「心」を養う事だから。すべての努力は繋がっているんだ。
小さな事からでいい。面倒くさがらずにやってごらん。偽り（嘘）でもいいから楽しそうにやってごらん。本当に楽しくなってくるから。苦労が当たり前になってくるから。苦労と思わなくなって進んでこなすようになるから。そうなると何でもない事が幸せに感じる、大きな人になれる。今の夢を飛び越える大きな人になれる。
さぁ、今日から試してみよう。苦労や努力を惜しまない、誰からも好かれる素晴らしい人間になれる日がきっと来る。 |
